讃岐漆芸を知っていますか(瀬戸内国際芸術祭@男木島)
***(^v^)***
ハーモニカの丘(56 オルガン 谷口 智子)から、徒歩約3分。
高台にある一軒のお家へ。
ここは漆の家。
50 漆の家プロジェクト
ここは、地元密着型な展示物。
だって、香川は漆芸が有名なんです。
でも残念ながらあまり知られていない。
私もあんまり詳しくはないんですけど〜ぜひこのページを!
蒟醤(こんにゃくと読みそうになるけど、きんまと読みます)など、
私の家にも小さなお盆がありますが、じっと見入ってしまう細かさです。
漆の家は
「白い部屋」と「黒い部屋」に分かれています。これは白い部屋。
「白」といっても象牙のよう。
漆にチタンの粉末をまぜて、この色合いを出しているとのこと。
漆本来の色があるので、ここが限界の白さだそうです。
この部屋には、長い竹に漆をぬって、それを編んだ作品が
引き戸の奥に隠れていますが、壮観です。(1枚目)
そこに、ぽつぽつと星がきらめきます。
この壁はいくつもの色を塗り重ねていて、一番表面が黒。
そこをヤスリで削ると、下に隠れていた色がグラデーションになって
あらわれるのです。(彫漆:ちょうしつ、という)
ここは、実際に削ってお星様を誕生させることも出来るそう。
今回は無理でしたが、次回チャレンジするつもりデス!
さて、これを機に讃岐漆芸がどうなるかしら?
ちなみに、高松市美術館にてセトゲー関連で讃岐漆芸を展示開催中。美しい。
by sachikogirl
| 2010-08-24 23:05